空港にて

昨日、一昨日と金沢に出張。

いろんなケーキがあってもシンプルなシュークリームか

チーズケーキ、ショートケーキのいずれかを選んでしまう私、

この日も仕事でケーキ屋さん巡りをし、

自分用のおみやげにシュークリームを購入。

結局、東京に持ち帰ることなく小松空港の飛行機待ちの間にパクリ。

この日食べたのは金沢「ぶどうの木」のシュークリーム。

いつも金沢から帰る時は最終便なんだけど、ちょっぴり疲れが出てくるこの時間に

じんわりと幸せな気持ちになり、おやつを買っておいて良かったなあと実感。

気持ちをほっと和ませてくれるスイーツの力は結構大きい。

特に、シュークリームみたいに頬張って食べる系のスイーツは、

ちょっと子供時代に帰ったような楽しい気持ちになるから大好き。

シュークリームにフォークとナイフを添えて出すカフェとかもあるけど

私は断然「手で食べる派」かな。

テイスティングの日々

昨日、今日と連日でチョコレートやチョコレート菓子の

テイスティングが続いている。

昨日は、とあるランキング作成のためにショコラ20種を試食。

その中から10位までを決定しコメントを作成するというもの。

なるべく条件がぶれないよう、私がテイスティングの際に

気をつけているいくつかのことを揃えて実施。

そして今日は、チョコレートやその他菓子を大量に買い込んできて

依頼を頂いたあるお酒とのマリアージュを探す作業。

嗅覚も味覚も、やはり長時間根をつめると疲れてしまうので

ある程度のところまで結果を絞ったところでスパッと終了。

予測を立てて取り組んだ組み合わせで、

相性が良いものを見出せた場合はかなり嬉しい。

必ずその逆もあるけれど、ね。

合わない組み合わせの中からも「なるほどー」という発見があり
マリアージュを探す作業は面白い。

今度、スマフォ用媒体でスイーツと日本酒のコラムを
お手伝いすることになったので、そのための原稿を書いたら
今日のお仕事はおしまい！

気になる＆おすすめショコラ2012；アン ディマンシュ ア パリ

「パリの日曜日」と名付けられた素敵なお店は

今、パリでも大注目のショコラのコンセプトショップ

「Un Dimanche à Paris／アン ディマンシュ ア パリ」。

このお店の仕掛け人は、老舗ショコラメーカー「ミッシェルクルイゼル」の

長男であるクルイゼル氏。

グレーと黄緑色の配色が他のショコラティエとは

ひと味違う雰囲気を醸し出している。

横に長いショップは、レストランとチョコレートショップが繋がっていて

ショップからレストランへ向かう右手にはガラス張りの厨房が。

ここで、ショップに並ぶパティスリーを製造しているが

そこはパリ、日本ではあまり見かけない(?)ノリノリの様子で

楽しそうに作業をしているパティシェがいた。

このパリで注目のショコラが今年は日本にやってくる。

（伊勢丹のサロンデュショコラで購入可）

催事場ではこのショップの空気感を味わうのは難しいかもしれないが

シックなグレーのボックスを見たらチェックしてみて！



チョコレートの授業

先週と一昨日、『レコール･バンタン』にてチョコレートの授業を担当。

対象はパティシェを目指す学生。

カカオやチョコレートの基礎知識を学んだ後は

国産と海外ブランドのいろいろなクーベルチュールを

テイスティングし、自分の言葉で表現するという授業。

10代～20代の学生から聞こえてきた感想は

先入観や思い込みがない、とても率直なものばかり。

国産の、わりと食べやすいマイルドな味が好きな人は

海外モノの個性的な、少しとがった味を苦手とし、

またその逆もしかり。

普段食べているチョコレートのタイプとこのテイスティング結果が

関連していることも見受けられ、チョコレートやお酒など

嗜好品に対する好みは「経験」による影響が大きいと改めて感じた結果に。

いろいろな味を経験して、自分の好みを見つける作業は

とても大事だと思うし、そういう場としてショコラのセミナーを

続けていきたいなと思う。

もちろん、バレンタインに関係なくショコラ講座を継続していきます！

気になる＆おすすめショコラ2012；ラ・メゾン・デュ・ショコラ

普段から個人的に大好きなのが

「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」。



茶色いボックスがトレードマークの同店も

バレンタインには赤い限定ボックスが登場。



4粒入り￥1995、8粒入り￥3150と

高価なショコラであることは間違いない。

でも口どけの良さ、ガナッシュのおいしさはやはり抜群。

駅ナカや百貨店の催事などで、いろいろと見比べながら、

かつ便利な場所でパパっと購入するのもいいけど

大切な人へのプレゼントだったら、丸の内か青山の「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」で

ゆっくり選ぶのもいいのではないかと思う。

そしてついでに、自分用にもおいしいショコラを1粒、2粒買って。

本当だったらショコラショーを飲みながらプレゼントを選べたらいいけど

さすがは繁忙期、バレンタイン期間中はカフェがクローズになるので、

利用前に要チェックです。

「La Maison du Chocolat」

http://www.lamaisonduchocolat.com/jp/boutiques.php?c=tokyo

気になる＆おすすめショコラ2012；ジャン＝ポール・エヴァン

毎年、そのクリエイションが注目される

ジャン＝ポール・エヴァン。

今年は「キュリオズィテ（好奇心）」がテーマとなっており、

エヴァンさんの、新しいものへの好奇心や探究心が

「鍵と鍵穴」のモチーフで表現されているようです。

この紙袋も、こちら側は鍵穴、

反対側には鍵がデザインされていて

細かいところまでオシャレ。



左は「セリュル」、フランボワーズ風味のガナッシュ（ノワール）と

洋梨とコショウのジュレをショコラノワールで

コーティングしたもの。

右は「クレ」、グレープフルーツのマーマレード風味の

ガナッシュ（ショコラレ＝ミルク）を、

ショコラレ（ミルク）でコーティングしたもの。

聞いただけで、どんな味なんだろうと

好奇心を刺激される新鮮な組み合わせ。

そしてもう1品、

クマが好きな私は思わず反応してしまったこのショコラ。

商品名は「ジュー　ダニモー」

ミルクチョコレートとクマのチョコレートが缶に入っているもの。

これは、自分ご褒美ショコラかなあ？

でも、ボンボンショコラとは違ってシンプルなタイプなので

男性にあげても喜ばれるかも？！

（※実際はブルーの缶入り。写真は以前の展示会の際のものなので

実際に購入できるものと内容が少々異なります。

ご興味ある方は店頭orオンラインショップでご確認ください！）



気になる＆おすすめショコラ2012；HUGO&VICTOR

昨年のサロン・デュ・ショコラでデビューし、

新宿伊勢丹では行列の長さに仰天したのが

この「HUGO&VICTOR」。

ユーグ・プジェとシルヴァン・ブランの2人が手がける

芸術品のようなショコラの数々。

初めてパリの店に行った時には、菓子職人というよりは

デザイナーの手によるものでは？って思ったほどで

お店の内装、パッケージ、ディスプレイ、商品のヴィジュアル、

全てに驚いたのを今でも覚えています。

（パリのお店；外観）

この写真は、パリのHUGO&VICTORで購入したショコラなので

日本で購入できるものと中身や数量は異なるけど、

今年のサロン・デュ・ショコラ（伊勢丹）にも

この「ショコラ・カルネ」（6個入り￥2,520、12個入り￥4,095）

をはじめとし、様々な新商品がやってきます。

その新作が気になるブランドだけに、

行列の長さも気になります。

今年も相当並ぶんだろうなあ・・・

気になる＆おすすめショコラ2012；パトリックロジェ

ブルーと黒のコントラストが印象的なパッケージは、

フランスのショコラティエ、パトリック・ロジェ。

パリのショコラティエの中でも大好きなお店です。

今年に入り、ショコラ関係で嬉しかったニュースといえば

このパトリック・ロジェが伊勢丹のサロンデュショコラに来ることと、

ブリュッセルに店を出すということ。

これまでパリに行かないと買えないと思っていたパトリック・ロジェ！

（通販はあるので取寄せ可ですが）

カラフルなドームの中に、どんなクリエイションが隠されているのか

本当に楽しみ。

今回のドーム型ショコラの中には、「スダチ」を使ったものや

オレンジ風味のアーモンドペーストを使ったものも。

そして、私が一番気になるのが

「ユズとヴェルヴェーヌ＆レモングラス」。

爽やかなハーブの香りとユズがどんな風に表現されるのか

今から期待している一品です。

●パトリック・ロジェ●

伊勢丹（新宿）のサロン・デュ・ショコラにて購入可能

1月25日（水）～30日（月）

（※写真下は以前の商品なのでバレンタイン用ではありません）

気になる＆おすすめショコラ2012

バレンタインまであと1ヶ月少々。

今年もショコラが盛り上がるシーズンがやってきました。

私は、「チョコレート＝バレンタインの食べ物」という枠にとどまらず

年間を通じて様々なチョコレートの楽しみ方を伝えることと

日本にチョコレートの文化をもっと定着させたい

という思いで活動をしています。

最近では、バレンタインに限らず

チョコレートを楽しむ方が増えているのは嬉しい限り。

やはりこの時期は各ショコラティエから新作が出たり

日本初上陸！のような話題もあったり・・と

ショコラファンには心躍る季節。

このブログでは、バレンタインに向けて

私が気になる＆オススメしたいショコラを

アップしていく予定です。

ショコラ選びの参考にして頂ければ。。。

『食楽』2月号 ウイスキー＆チョコレート特集

明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年の暮れ、とても濃密なスケジュールで進行したのが

この『食楽　2月号』ウイスキー＆チョコレート特集。

ウイスキー評論家、作家の土屋守さんと一緒に

15種類のシングルモルトにチョコレートを合わせ

その相性を確認するという企画。

土屋さんに選んで頂いた15種類のモルトは

とってもヘビーなものもあれば、繊細なものもあり

かなり個性豊かなラインナップ。

その香りや味わいをイメージしながら

私のほうでそれに合わせたチョコレートを選定しました。

ピュアな印象のシングルモルトには

同じくピュアなイメージのチョコレートを合わせてみたり、

モルトの穀物っぽさをヒントに、それに繋がる香りのチョコレートを

重ねたり・・・と、まさに想像力をフル活用させた作業。

結果的に、とてもおいしいマリアージュがいろいろと見つかりました。

ぜひその奥深さを多くの方に知って頂けると嬉しいです。

10ページに及ぶ今回の「ウイスキー＆チョコレート特集」。

ウイスキーが好きな方はもちろん、チョコレートが好きな方にも

新たな世界をお楽しみ頂けるのではないかと思います！

『食楽2月号』を見かけたらぜひご覧下さい。