2013/02/17

スイーツ 商品開発講座@レコールバンタン

本日はレコールバンタン(中目黒)にてスイーツ商品開発の授業。

約20名の学生と、スイーツのアイデア出し&プレゼンを行いました。


新しいアイデアって、自分で範囲を決めて壁を作ってしまったら
出てこないと思う。
「これってバカバカしいかも!?」と思うアイデアの中から
意外と面白いものが見つかったりすることもあるし・・・!


スイーツの開発に対して固定概念がない学生からは、
そんなのもありなんだー?っていうユニークなアイデアもあり、
私にとっても楽しく、また刺激になる時間です。

2013/02/14

3月のショコラ講座@六本木ヒルズ

~3月の講座のご案内~

●日時;3月20日(水・祝)17:00~19:00
●場所;六本木ヒルズ アーテリジェントスクール
    (森タワー 49階)
●詳細やお申込みは下記のURLからご覧ください。
「アーテリジェントスクールHP」

第一部;ショコラ講座
第二部;シングルモルトウイスキー講座
第三部;ショコラとモルトのマリアージュ講座

3部構成でショコラとシングルモルトウイスキーの楽しみ方を体験する
2時間・完結型の講座です。

第一部のショコラ講座では、パリとベルギーのチョコレートチョコレートをテイスティング。
日本ではお目にかかれないお店のものや、ユニークな商品など、
何種類かのチョコレートを一緒にテイスティングしましょう!

歴史を感じる古いお店から、斬新なチョコレートまで、
新旧織り交ぜ、チョコレートの幅広さ(と奥行)を感じて頂く内容を
検討中です!


シングルモルトウイスキーとショコラのマリアージュも5種類ご用意。

飲んで・食べて・学んで楽しむ2時間です。
ぜひお気軽にご参加ください。
















⇒講座の詳細やお申込みはこちらのURLからどうぞ
(アーテリジェントスクールHPへリンクします。)


2013/02/13

イタリア DOMORIのチョコレート/バレンタイン2013

「DOMORI」のチョコレートを食べると、
これは単なる“お菓子”ではなく大人の嗜好品であり
本当に奥深いものだっていうことを痛感させられます。

ドモーリのクリオロ種チョコレート6種セット。
テイスティングにおすすめ。


















創始者であり社長のジャンルーカ・フランゾーニさんの研究により、
アロマ性の高い良質なカカオの栽培が行われ
ドモーリでは多くの品種別チョコレートが誕生。
ジャンルーカさんは「発酵の期間がポイント」と考え、
品種により発酵期間を研究し、ジャッジしているといいます。



上の写真はクリオロ種のチョコレートのみ、カカオ分70%と75%の2タイプが
計6枚入ったもの。


口に入れると、すーっとなめらかな融け方で
舌触りは丸みのある印象。
ドモーリのチョコレートは、カカオマスと砂糖のみで作られていて
ココアバターは一切添加されていません。

でも、モソモソした印象や硬い舌触りではなく、
口の中でスルスルとほどけるような柔らかい感じを受けます。

チュアオ、プエルトマーレ、カノアーボ、ポルセラーナ、
プエルトフィーノという5種類はベネズエラ産カカオを使ったチョコレート。
それにプラスして、ジャワ産カカオのチョコレートが入り計6種類。
本当にどれも香りや口の中に広がる味わいが異なり、
同じベネズエラ産カカオでもこれだけ違うというのは驚き。
ハッキリとその違いがわかる6枚です。

私は、先日のアーテリジェントスクール(ショコラ講座)で
テイスティング教材としてご紹介したのですが、
初めてテイスティングする方にもおすすめできると思います。

あるものは華やかな香りがあり、またあるものはチェリージャムのような
きゅっと甘酸っぱい印象、また、ものすごくスモーキーなものもあったり・・・
と、品種や産地が違うカカオの味わいが楽しめるドモーリのチョコレート。

いずれのタブレット(板チョコ)にも共通しているのは
力強いカカオの風味があることと、すーっと口の中に広がる
雑味や混じり気のないピュアな印象。




エクアドルのアリバ種を使ったチョコレート
















日本のバレンタインは伊勢丹のサロンデュショコラだけ・・・
という「DOMORI」のチョコレート。
通常は恵比寿にある「NONNNA&SIDHI」で買えるので
気になる方はチェックしてみてください!


来年のバレンタインに何か一緒に、テイスティングのクラスなどが
できたらいいなと考えています。


ジャンルーカ・フランゾーニさんと。



2013/02/08

MC-07(マカロン)/エスコヤマ

今年印象に残ったスイーツは?


と聞かれたら絶対に即答する!
というくらいお気に入りになってしまったこのマカロン。

神戸の超人気パティスリー「エスコヤマ」の「MC-07」です。

エスコヤマのマカロン「MC-07」


何やら暗号みたいな名前も気になるマカロン7個セット。

全てイタリアの「DOMORI」のチョコレートを使用していて
左から右へ行くにつれ、ホワイト~ミルク~ビターへ・・・と
カカオ分も高くなっていき、当然、ショコラの味わいも強くなっていきます。

こんなにショコラの味わいを楽しめるマカロンはないんじゃないか
っていうくらい、ひとつひとつが濃厚。
そして、クオリティの高い「DOMORI」のチョコレートの個性や、
カカオの品種やパーセンテージ、産地の食べ比べがしっかりできるのが特徴です。


「ショコラティエならではのマカロン」ということで作られた商品。
サロンデュショコラでお会いした小山さんにお話を伺ったところ、
カカオやショコラへのこだわりは並々ならぬものを感じました。

Multiforme(多種多様な)という意味の言葉と、Cacaoの頭文字「C」から
MC-07と名付けられたこのマカロン。
マカロンというひとつのお菓子でありながら、
それを越えた力強さや存在感を感じた一品でした。


(じっくり味わって食べたいのですが、
1人であっという間にひと箱、食べちゃうと思います!)


2013/02/05

口紅のチョコ(ルージュアレーブル)/セバスチャン・ブイエ

リヨンの若き天才と称されるセバスチャン・ブイエ。


本物の口紅と見間違えるリップ型チョコレート「ルージュ ア レーブル」は
発売された当初はその斬新なアイデアに驚きました。
でも、今ではすっかり、セバスチャン・ブイエのアイコン的商品に
なったんじゃないかなって思います。


セバスチャンブイエのリップ型チョコレート















これは、チョコレートとして食べる云々というよりも
買った人がどんなシチュエーションで使うんだろう、って考えると
何だか楽しくなってくる。

仕事中、ちょっと甘いものが食べたい時
リップクリームを塗るふりをして口にするのかなあ?
とか、仲良しの女友達に「口紅のプレゼント!」って渡して
お化粧直しの時にびっくりするとか・・・?

どれもすごい勝手な妄想ではあるんですが、
好奇心旺盛でアイデア豊富なセバスチャン・ブイエさんを思うと、
きっとそんな女の子の日常を想像して作ったんじゃないかなあ?
なんて感じるのです。



サロンデュショコラ・パリ2012のディスプレイ
























パリのディスプレイはちゃんと鏡まで置いてあって
まさにコスメ売り場みたいなディスプレイ。


このサロンデュショコラでセバスチャン・ブイエさんに
商品のことなどをインタビューした際に、
見た目そのもの・とても可愛らしくチャーミングなショコラティエだなあ
っていう印象を受けました。


これからもクリエイションが気になるショコラティエの一人です!

●セバスチャン・ブイエ HP(フランス語)

2013/02/03

チョコレート講座@コネクトハウス

本日2月3日(日)は、池上にあるコネクトハウスにて
チョコレートの講座を開催しました。

コネクトハウスは、現代版トキワ壮というコンセプト。
食の起業・プロ育成をテーマに、共通の目的や目標を持つ方々が
入居しているシェアハウスです。


●コネクトハウスのHP



この日は25名分のチョコレートをご用意。

1人だとたくさんの種類の板チョコを食べ比べるのはなかなか難しい。
でも人数が集まると、一口ずついろんな種類をテイスティングできるから
産地や品種の食べ比べが楽しめます。






























食業界ですでに働いている方や、これからプロとしてますます活躍したい
という方が多かった今回のセミナー。
山梨から来ていたオーガニック野菜の生産者の方とも交流できて、
嬉しい出会いの場になりました。



講座は、チョコレートの魅力や楽しみ方などをお伝えする場でもあるけど、
実はそれ以上に、チョコレートが好きな方々と出会えることがとても貴重で、
そのことにいつも感謝!なのです。

2013/02/02

チョコレート講座@日本スイーツ協会

2月2日(土)は日本スイーツ協会主催のチョコレート講座へ出講。

この講座は、スイーツコンシェルジュ会員の皆さま向けの講座として
開催されたもの。
昨年の秋に、「スイーツプランナーの仕事」をテーマにお話させて頂き
その時に「チョコレートもやりましょう!」ということで決まった
第二弾講座です。


今回は、自由が丘から少し歩いたところにある会場での開催。
多くの方にご参加頂き、私自身も楽しい時間でした。


さすがは皆さん、スイーツに興味がある方々だけあって、
チョコレートの味わいに対する表現もかなり本格的なもの。


「こんな表現していいかな?」って迷わず、
自分の直感を信じて言葉にすることが大事!というのが私の考え。


参加者のお一人から、「夜ひとりでじっくり味わいたいチョコレート」なんていう
素敵な表現も出て、思わず感心しちゃいました!
こんなふうに表せると、単に「おいしい」だけではないチョコレートの印象が
しっかりと記憶に残っていくと思います。


当日の様子が日本スイーツ協会のページにアップされていますので
ご興味ある方は下記のページもぜひご覧ください!

「日本スイーツ協会 イベントレポートページ」