ようやく夏の暑さが過ぎて、ほっこりとしたお菓子が楽しめる時期に。
何かと慌しく、そして賑やかな気分の夏とは違い
秋になると何故かきちんと淹れた紅茶と
しっかりと焼きこんだお菓子が食べたくなるから不思議です。
ちゃんと季節は移っているんだなあ。
食を通して実感する今日この頃。
買って食べるのも、自分で作るのも好きなお菓子のひとつが
このフィナンシェ。
本当にシンプルだけど、材料がシンプルだからこそ
こだわるところがいろいろあって面白い。
金塊の形をしたフィナンシェは銀行家という意味。
以前行った、N.Yのウォール街にあるパティスリー「FINANCIER」では
コーヒーを注文すると小さなフィナンシェが添えられてきた。
金塊型ではないフィナンシェもだいぶ増えたけど
形を変えたり、トッピングを変えたらまだまだ進化しそう。
古いのに、気になるお菓子です。