2012/05/12

ドゥバイヨルのNEWデザートvol.2

ドゥバイヨルのグランシェフ、フィリップ・レオーは、2000年にグラシエ(氷菓)部門で
M.O.F(フランス最優秀職人)を取得し、現在はドゥバイヨルのシェフ・パティシェを
つとめています。
丸の内店では、これまで提供されていたショコラやアイスクリームに加え、
フィリップ・レオーが細部にまでこだわったデザートメニューが新たに仲間入り。

●フィユテ ポム

















薄くのばしたパイ生地の上にはカスタードクリームとりんごのスライス、
ドゥバイヨル特製のグラスヴァニーユ(バニラアイスクリーム)をトッピング。
周りにはアングレーズソースが添えられています。

こちらのデザートのポイントは、”食感”と“温度”。
適度にサクッとしたパイ生地と、りんごスライスの食感をまず楽しみ、
次にグラスヴァニーユのひんやり感や、アングレーズソースを絡めながら
味の組み合わせを楽しむ・・・
アツアツのパイにアイスクリーム、という組み合わせは良くあるけど
このフィユテポムは非常に微妙な温度。
食べたときに一瞬、「え?意外とぬるい?」と感じたのですが
これがフィリップ・レオーがこだわった温度。ほんのりと温かく感じる程度で、
グラスヴァニーユも最後までとけすぎずに、楽しむことができるんです。

なるほど。これは食べて実感するパティシェのこだわり。
とてもおいしくて、ペロリと食べてしまいました。
見た目にはボリュームのある一皿だけど、グラスヴァニーユのさっぱり感や
わりとしっかりとした塩味のパイ生地がアクセントになっていて、
甘すぎず、そして最後まで飽きずに食べられます。

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2品目は「クレームブリュレ」をご紹介。
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