LA MANUFACTURE DE CHOCOLAT
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「アラン・デュカスのショコラが凄いよ!!!」と
産地別カカオのタブレットは、それぞれ個性がハッキリしていて
食べ比べると本当におもしろい!
今、パリで一番気になるショコラティエです。
●LA MANUFACTURE DE CHOCOLAT
ものすごく興奮した様子で連絡をくれたパリの友人。
彼女は、もともとショコラが好きじゃない、というのに
いかにアランデュカスのショコラがおいしかったかっていうことを
語ってくれたものだから、これは食べなくては!と
私も急きょ手に入れることに。
ボンボンショコラ、タブレット、オランジェットなどなど・・・
いろいろと食べてみて感じたのは、やはり「すごいショコラだ」
ということ。
(もちろん、人それぞれ好みがあるから
私の感想を押し付けるワケではないのだけど
今まで食べたいろんなショコラと比べて「別格」という印象を
受けたのは確か。)
“お菓子”としての甘~いチョコレートじゃない。
料理の後に、チーズや食後酒が出てきて、そしてこのショコラ・・・
そんな流れが頭に浮かんできて
これは料理人のショコラだ!、というのが第一印象。
甘味は全般的に控えめ。
カカオの香り、力強さがしっかりとあって
もうこれ以上そぎ落とすところがないんじゃないかなっていうくらい
洗練されてると感じたのが正直なところ。
どれも奇抜なものではなく、シンプル。
でもこの潔いシンプルさはカカオ豆へのこだわりや、作りの技術・こだわりが
なければ実現できないことだと思う。
そしてパッケージもカッコいい。
こんな針金付の荷物タグをショコラに付けてしまうなんて
ありそうでなかった感じ!!
ショコラというと、どちらかといえば宝石のように
高級感やきらびやかさを前に出したパッケージが多いから、
この素材感と力の抜けた仕上がりには脱帽。
「リュスティック(フランス語で田舎風)」がコンセプトのようだけど
決して「素朴」なのではない、かっこよさ。
うーん、これは誰もができることではないなーとつくづく思う。
産地別カカオのタブレットは、それぞれ個性がハッキリしていて
食べ比べると本当におもしろい!
今、パリで一番気になるショコラティエです。
●LA MANUFACTURE DE CHOCOLAT