2015/01/22

セルクル・デ・シェフ 第三回アサンブレ(講習会) 2015.1.21

2015年1月21日(水)13:00から、ドーバー洋酒貿易さんの講習会会場
(代々木上原)にて、セルクル・デ・シェフ主催のアサンブレ(講習会)が
開催されました。

「セルクル・デ・シェフ」は、フランス菓子、食文化をテーマに掲げる
70年代・80年代生まれのシェフ・経営者の会。

第三回目となる講習会に、私も参加させて頂きました。

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1/21 第三回講習会の内容

1.プロ向けショコラのセミナー
2.パティスリー×お酒 のセミナー
3.懇親会 


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まずは理事の菊地シェフ(パティスリーレザネフォール)の
挨拶で講習会がスタート。




















この日用意されたのは、カカオバリー、ヴァローナ、ヴェイス、大東カカオ、
バンホーテン、フリューベルの計6ブランド。
ホワイト、ミルク、ブラックチョコレートの順にテイスティングし、それぞれの
色、香り、味(酸味、苦味、甘味)、その他コクやうま味、舌触り、くちどけなどを
注意深く確認しながら、比較を行いました。












































集中力を切らさないようにしないと、多くのチョコレートの違いを
把握するのはなかなか難しいですが、
各メーカーの担当者の方々から専門的な話を伺いながら試食をし、
より理解を深めることができたと感じています。

























特に、ホワイトとブラックチョコはムースにした状態で4種類ずつ
比較テイスティングをすることができ、これが非常に有意義でした!!

クーベルチュールのまま(いわゆるチョコレートのまま)で食べるのと、
ムースにした時では、舌触りや口の中でのとけ方(口の中での広がり方)などに
違いがあり、同じ配合でもムースの固まり具合、舌触りが全く異なるため
自身の好みを見つけるヒントになると思います。

実際にお菓子にする際には固形のチョコのままではなく、
このように生クリーム等と合わせてガナッシュ、ムースにすることが多いため、
こうした試食で違いを見ることができるのは、さすがプロ向け講習会だと
感じる内容でした。


















勉強の後の懇親会では、いろいろなお店のシェフや
製菓関係の業者さんと交流&情報交換。
とても有意義な会に参加させて頂きました。


セルクル・デ・シェフのwebサイトにもこの講習会の様子がアップされています。
その他パティシェの方々にクローズアップした記事も出ていますので、
ご興味ある方はぜひこちらもご覧ください。

⇒Cercle des Chefs セルクル・デ・シェフ